2/8 |
● | ||
● |
■1回戦目 チーチャは他の親番と感触が違っています。親はアガってもツモられても点数が子より大きいため、勝負所となることが多いもの。その勝負所がいきなり来てしまうのがチーチャです。とはいえ最初の一局からエンジン全開とはなりにくく、あっさり親がすぎてしまう感覚があるのです。 チーチャは大物手を狙ってぶちかまし、それがひとつのセオリーとなっています。宇野プロもその方針を取りました。 |
● |
● |
● | ||
● |
牌図1は宇野プロ、6巡目の手牌です。のトイツがありますが、それをのぞけばタンヤオ・ピンフ系。しかも345の三色まで見えています。ちょうど下家(右側の人)からが出たところですが、このを宇野プロはポンしませんでした。そして次巡、を落としていき、タンピン系の大物手を狙います。 |
● |
● |
● | ||||||||||||||||||||||||||||||||
● |
東2局、これが宇野プロ、3巡目の手牌でした。
この手を単純な2000点にせず、9巡目、宇野プロはこんなテンパイを入れます。
見事と言うべきか、強引と言うべきか。一般に上級者となるにしたがって、意味のないアガリは目指さなくなるため、特に条件のない局にはアガる価値のある手(=高い手)に育てるのです。 |
● | ||||||||||||||||||||||||||||||
● |
←BACK | 1・2・3・4・5・6・7・8 | NEXT→ |
Copyright(C) 2002 IS-Japan Inc. All Rights Reserved