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 次局、面白い局面が出現しました。バーサス氏がドラを切ると、ハリー氏がポン。そこでバーサス氏が暗カンしてから、リーチをかけてきます。同巡にバビィもテンパイ。さて、この煮詰まった局面で何を切るといいでしょう?(牌図5)



稗図5

 テンパイできる打牌は二通り。です。はほぼ安全ですが、は非常に危険です。親のバーサス氏は、を切った次巡にリーチしてきたので、その裏スジであるは危ないところであり、なんといっても5枚持ちのスジです。
 けれども、を切らないとアガリの見込めるテンパイにはなりません。バビィはリーチのみの手牌ですから、点数も安く待ちも悪いのでは、リーチする意味があまりないのです。しかし裏ドラが二種類あることに期待して、バビィはを切ってリーチしました。

 その結果、待ちでリーチしていたら一発ツモだったし、も当たりではなかったという屈辱的な結末になったのでした(牌図6)。バビィは「だっては切れないじゃん。しょーがないだろ(泣)」と言い訳していました。こうしてバビィはプライドまで粉々にされたのでした。(稗図6)


稗図6

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